SNSで窓枠の仕上がりについて投稿があった。
投稿主は施主で、窓枠をフィニッシュネイルで止めた跡が気になるというものだった。
とても雑な仕事だと感じた。
位置に統一性も無く、パテ(コークボンド)で埋める事も無い。
が、「これが標準」という投稿が多く残念に感じた。
中には私と同じ意見もあったのだが、その意見が叩かれる始末。
詳しくは分からないが、施工マニュアルどおりという事かもしれない。
が、ほんのちょっと工夫するだけで仕上がりに大きな差が出る。
ここが職人の勝負しどころだと思うのだ。
仮に標準通りであっても、NG行為でなければ工夫すべきではないか。
職人として気持ち悪く無いのか。
そして、これが標準という意見の中に「手間が安くて細かい作業などできない」というものがあった。
残念を通り越して悲しく、それを通り越して笑えてきた。
安いからできない? やらないから安くなって、低いレベルを標準と言い訳しているだけだろう。
愚痴王だけじゃ無いのだな。
というか、それこそ愚痴王が標準という事か。
職人は、いつからこんな大物に成り下がってしまったのだろう。
ただ、これはSNSだけの世界。
この投稿を見ながら笑っている、投稿もみていない職人の中には、私と同じ考えが多いと願いたい。
そうでなければ、衰退するのは当たり前で、手間代が増えないのも当然だ。
自ら価値を下げているのだから。